お色直しの中座で夫が使った思い出のゲームミュージック
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結婚式の披露宴で特に印象に残るシーンといえば、新郎新婦の入場ではないでしょうか。新郎新婦二人としてもこのシーンは特に気合が入りますし、長く待った後の披露宴の始まりということでゲストの皆さんも今か今かと二人を待ち構えているはずです。
しかし、私たちの披露宴では入場だけでなく退場にも何かしらの演出を入れたいと考えていました。親兄弟や親せき・友だちが一挙に会する滅多にない機会。特に遠方へ嫁ぐことになる私は、きょうだいにも何かサプライズを仕掛けたいなという思いがあったんです。
そこで、お色直しのために私たちが中座するときのエスコートを、それぞれのきょうだいに頼むことにしました。そのときに夫がどうしても使いたいと言ったのが「Pursuing My True Self」という曲です。
私が選んだきょうだいとの思い出をしんみりと振り返ることができるような曲とは対照的な曲でしたが、その選曲には彼なりのこだわりがあったようです。
夫が唯一こだわった曲選び
出典:We Heart It
男兄弟に挟まれている私と違い、夫のきょうだいは4つ年下の妹がひとり。妹さんに聞く限りでは、夫は兄の特権を生かしてやりたい放題やっていた過去もあるようですが(笑)、近頃は二人きりで映画を観に行くこともあるほどの仲良しさんです。
そんな二人なのですが、夫は私がやったように二人で手をつないで退場するというのはどうにも恥ずかしいという思いがあったようです。
そこで敢えて使ったのが、妹さんと二人でプレイしていた思い出のあるゲームの主題歌。スタイリッシュで格好良い曲調で、結婚式の披露宴という感じではありませんが、それが夫には良かったようですね。本番でも妹さんの手を掴んで高く掲げたまま退場していきました(笑)
義妹と出席者の反応
出典:We Heart It
義妹はもちろん夫がこのゲームを大好きなことはよく知っているので、この曲がかかった瞬間は苦笑いをしていました(笑)でも、二人とも実家にいる頃によくプレイしていたゲームだということは分かっているはずなので、なんとなく夫の気持ちは伝わったのではないでしょうか。
特にゲームの曲っぽさというのはないので、他のゲストの方にはゲームミュージックだということすらわかっていないかもしれません。
夫の場合は、この曲の序盤とサビだけを編集して使っていましたが、後から映像を見直していたところ、「どうせなら同じゲームの他の曲も入れてメドレーにすればよかった」とやけに後悔していたので、もしゲームミュージックを披露宴で使う予定のある方は参考にしてみてくださいね。
ナミ
2013年3月にリーセントカルチャーホテル(岡山県)で 挙式