大好きな教会があり、いつか自分が結婚する時にはそこで式を挙げたいと考えていました。 私の大好きな映画「スウィート・ノベンバー」の主題歌で、エンヤの美しく響く歌声は神聖な気分になれ、とても感動したのを覚えています。この曲は花嫁の純粋な気持ちを盛り上げてくれるものになるのではと思いました。ふたりの愛をこの音楽が包んでくれるような感じがしました。

映画の内容もキアヌ・リーブス演じる主人公とシャーリーズ・セロンのお互いを想い合う気持ちがとても素敵でした。 「結婚するということはお互いの苦しい時も、病める時も…」という言葉がとても印象的でした。ヒロインが病を抱える中、男性の愛の深さを思い知ります。そんなお互いの辛い時も支え合える関係を築いていきたいという想いを託すようなこの曲に神聖な想いを感じました。

この映画はとても感動したのも今でも覚えていますが、このストーリーを思い出すと必ずこのエンヤの曲も一緒に頭に流れてきます。なので、この音楽は絶対に結婚式に合う！と思っていました。

式を挙げる教会は私が通っていた教会なので、少人数で挙式にすることにしました。音の響きが良いこの教会での式は比較的静かな音楽がいいなぁと考えていました。

その中でふと思い浮かんだのがこの「スウィート・ノベンバー」のエンヤの歌声の美しさでした。これを流せば絶対に感動できると確信していました。そして、参列してくださる方々にも喜んでいただけるかなと夫と選びました。夫もこの映画は素敵だったという感想を持っていて、互いの想いも一致したので、この曲をチョイスしました。

夫もこの映画は素敵だったという感想を持っていて、互いの想いも一致したので、この曲をチョイスしました。

挙式の入場の時に使用してもらい、退場の後も小さな音で流してもらいました。この良き日に神聖で、純粋な挙式を滞りなく執り行えたことを感謝しています。親族と少しの友達のみでの式でしたが、この曲を聴いて、美しい情景が浮かぶ映画を思い出している方もいらっしゃいました。無事に式が終わった後、皆さんから印象に残る式だったと褒められました。

音楽の力がすごくあったんだろうと実感しました。BGM選びは本当に大事だと思いました。