ハリーポッターが大好きな妻を憧れの魔法使いに
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妻は小説、映画DVDともに全巻揃えるほどのハリーポッター好きです。結婚する前から、よく週末にはお菓子やお酒を買って映画鑑賞会をしていました。国内では1番規模の大きいハリーポッターのテーマパークがあるUSJにも行き、魔法の杖を買ったり、映画のような街並みを歩いたりしては、妻は「私も魔法使いの世界に行きたいなー」と呟いていました。そんな私たちも付き合い始めて10年近く経ち、いよいよ結婚することになりました。やはり結婚式は女の子の憧れのようで、ドレス選びや会場の装飾など出来る限り妻の要望に添えるよう、心から式を楽しんでもらえるよう話を進めました。
そんな中、披露宴の入場の演出の打ち合わせをしていた時、私の中であるアイデアが浮かびました。「たった一度の結婚式で、妻の願いを叶えてあげたい」そう思った私は、式場のプランナーさんに相談して、妻を魔法使いにしてあげることにしました。
入場前に真っ暗な会場でハリーポッターの映画のワンシーンを流し、入場してきた私たちが魔法の杖で光の魔法を使って、会場の灯りを一斉に灯すという演出でした。プランナーさんも大賛成してくださり、妻に話すととても喜んでくれました。イントロを聞いただけで、多くの方がハリーポッターだとわかってくれると思ったので、ハリーポッターのメインテーマ『Hedwig’s Theme』でした。
ハリー・ポッターと賢者の石
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それから打ち合わせを重ね、いよいよ式当日。挙式が終わり披露宴の入場をドアの前で待っていると、会場内からはハリーポッターのワンシーンが聞こえてきます。映像が終わり、『Hedwig’s Theme』の冒頭の静かな音楽が流れ出しました。曲調が変わり、オーケストラの演奏が一気に盛り上がるタイミングでドアが開き、私たちは入場しました。
衣装の上から、この日のために用意したハリーポッターのローブを羽織り、妻の手には魔法の杖。光の魔法の呪文を唱えて、杖を振ると、灯りが一斉に点灯し、一気に華やかな会場に。会場の方々からは歓声が上がり、私たちもとてもこの瞬間を楽しむことができました。
私の思いつきから始まったこの演出でしたが、妻の大好きなハリーポッターの世界に浸らせてあげられて、妻の願いを叶えることができた、とても素敵な披露宴になりました。ハリーポッターの『Hedwig’s Theme』は、素敵な思い出を作ってくれた思い入れのある曲です。
まとむ
2017年2月に都城グリーンホテルで 挙式