作詞 : 中島みゆき
作曲 : 中島みゆき
なぜ めぐり逢うのかを
私たちは なにも知らない
いつ めぐり逢うのかを
私たちは いつも知らない
どこにいたの 生きてきたの
遠い空の下 ふたつの物語
縦の糸はあなた 横の糸は私
織りなす布は いつか誰かを
暖めうるかもしれない
なぜ 生きてゆくのかを
迷った日の跡の ささくれ
夢追いかけ走って
ころんだ日の跡の ささくれ
こんな糸が なんになるの
心許なくて ふるえてた風の中
縦の糸はあなた 横の糸は私
織りなす布は いつか誰かの
傷をかばうかもしれない
縦の糸はあなた 横の糸は私
逢うべき糸に 出逢えることを
人は 仕合わせと呼びます
中島みゆき、と聞くと暗いのか?と思いがちですが、
この歌の歌詞は「あなたと私、縦と横の糸になって
1枚の布になろう」というものです。結婚向きでしょ?
出席者の方にも「いい曲だったね」と言われました。
友人の結婚式で聞いた中島みゆきさんの「糸」には感動しました。
新郎新婦は大学で同じ専攻で同じ業種だったため、新郎新婦の共通の友人が大勢いて、その人たちが合唱しました。
他の参列者にも歌詞カードが配られ、最後は大合唱になっていました。
“縦の糸は貴方、横の糸は私、織り成す布は、いつか誰かを
温めうるかもしれない”
この曲を聴いて、中島みゆきさんは、天才だと思いました。
カップリング曲なので、ちょっとマイナーな曲ですが。
サビの部分で、「あなた」「私」という言葉が出てくるのですが、
ここを新郎新婦のお名前に変えて、唄いました。