絶対に乾杯で使いたく、工夫しました。
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学生時代から付き合っていた彼との結婚式は、アットホームにしたいと思い、親族のみで行いました。
お互いディズニーが大好きで、ディズニーリゾートには付き合った当初から何度も足を運びました。結婚式の会場として選んだのも、舞浜エリアのホテル。演出もディズニー一色にしたかったのが本音でしたが、結婚式は行う本人たちだけじゃなく、出席者たちにこそ楽しんでもらいたいと考えていた私たち。なるべく、出席者たちの嗜好に合わせた料理や演出を選びました。
ただ、どうしても譲れなかったのは、映画「美女と野獣」で登場する本曲。
ディズニーの中でも、この映画が一番好きだった私(新婦)は、この曲への思い入れが強く、ここだけはこだわらせてほしいと主張して、乾杯で本曲を使う運びとなりました。
ちょっとした問題も発生
出典:We Heart It
ただ、ホテルの担当者との打ち合わせ段階である問題が生じました。実はこの曲のスタートは、セリフです。冒頭、映画の中のキャラクターが「Bonjur,~」と喋り出して、曲が始まるのです。
さすがに「乾杯!」の音頭の後にセリフが始まってしまっては、変な空気になってしまうことは容易に予測できました。
ただ、曲名「Be Our Guest」や、歌詞の内容から考えても、他のシーンではなくどうしても乾杯シーンで使いたいというこだわりもありました。
ボリューム・スピードの調節など、さまざまに試行錯誤を重ねた結果、冒頭のセリフ部分をカットして、「乾杯!」の発声と同時に「Be ,Our,」とフェードインし、「Guest」のメロディが始まるタイミングでスタートさせる、という、非常に難易度の高い演出をお願いすることで落ち着きました。
工夫が報われ・・・
出典:We Heart It
当日は音響スタッフさんの素晴らしい技術のおかげで、タイミングもばっちり大成功でした。
この曲の主張し過ぎない曲調は、乾杯のあとの雰囲気にピッタリでした。使用シーンにこだわりがない場合、新郎新婦入場前のBGMや、退場後のBGMとして使うのにも向いている曲ではないかと思います。披露宴でディズニーの曲を使用したのは、本曲と、退場後の「Under The Sea」のみでしたが、2曲とも披露宴にとても楽しいアクセントを加えてくれ、出席者からも好評でした。
これから本曲を使いたいと考えている方にも、自信を持ってオススメしたい曲です。乾杯の際に使う場合は、ぜひ上記のタイミングも参考にしてみてください(笑)
nanamama*
2014年5月にシェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル(千葉県)で 挙式