「新郎新婦の生い立ちビデオ」のBGMにRADWINPSの『オーダメイド』を使用しました。
もともとこの曲を提供しているRADWONPSというバンドが大好きだったというのもありますが、「静かな曲調」と「曲のタイトル」と「歌詞」が自分の思いとピッタリだった為に決めました。

先ず、『オーダーメイド』という曲のタイトルが「世界で一つだけの自分たちなりの式をしたい！」という自分たちの思いにあてはまると思ったからです。セレブでも何でもないうえに、資金的に低予算しか用意出来ない自分たちの式をいかにオリジナルなものにするか…既製品の貸衣装ドレスにお料理も「中」ランク、式場だって一般的な場所でしたが、オリジナリティを出そうと、上映ビデオを全て自分たちで作成したり、式場内も自分たちで飾りつけたりしました。
自分たち自身で『オーダーメイド』の「式」を作り上げようとしていましたので、曲のタイトルがピッタリだと思いました。

また、歌詞の中身を自分は「ひと一人一人は『オーダーメイド』である」「『ひと』とは弱い生き物なので誰かと寄り添うように造られている」「その人と出会う為に生まれて来た」という風に解釈しました。
「わたし」という人間をオーダメイドしてくれた「両親」、弱い自分と寄り添いながら今後生きて行ってくれる「主人」、そして今までの自分を形成するにお世話になり、今後の自分たちにとっても意義ある存在である「招待したゲストのみなさん」にあてはめて、ピッタリだと思ったからです。

生い立ちビデオには、自分たちの写真だけでなく、ゲストの皆さん一人一人との出会いの写真も入れました。
みんな出会った頃のことを各々思い出して懐かしんでくれていました。

「結婚式のエンディングロールのビデオ」のBGMにはこれまたRADWINPSの「いいんですか」を選びました。これは歌詞で決めました。
これは歌詞の内容そのままに「自分で決めた道ならばそれでいい」「自分が決めた人ならばそれでいい」という意味で捉えて選びました。
実は出会って数ヶ月で「結婚」まで行った自分たちでしたので、招待したゲストの皆さんや自分たちの両親に「それでもいいんです」と思って欲しかったのもありますし、また今後の自分たち自身へ「自分たちで選んで、決めたのだから頑張るんだよ」というエール的な意味も含めて選びました。
曲調はあえて明るいものにしました。
式としてはエンディングでしたが、今後の結婚生活としてはオープニングだと思ったからです。