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Peter Gabriel "The Book of Love"で永遠の愛を誓う
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川上さら
2017年05月01日
私がPeter Gabrielを知ったのは17歳の高校生の頃でした。深夜ラジオで流れていた声と音楽に魅せられ、CDを買い、その歌詞に人生哲学や純粋な愛を感じてから、20年以上ずっとファンです。年齢を重ねると価値観や考え方に変化が生じて好きな音楽なども変わりますが、Peter Gabrielだけはずっと変わらず、私の人生の一部となっています。

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Peter Gabrielとは
出典:We Heart It
Peter Gabrielは1950年2月13日生まれのイギリス人アーティストです。1970年代にはプログレッシブ・ロック・バンド『ジェネシス』で奇抜なファッションとパフォーマンスで大ヒットしますが、1975年後はソロ活動に移行して、1986年のアルバム『So』はポップス要素を取り入れて世界的ヒットを記録しました。
日本ではあまり馴染みのないアーティストですが、ヨーロッパやアメリカなど英語圏ではかなり有名なアーティストで、映画音楽も数多く楽曲提供されています。映画「セイ・エニシング」の男性がラジカセを持って愛する女性の家の下に訪れる場面で流れる楽曲「In your eyes」は世界的に大ヒットして、現代においても海外ドラマ「Glee」など、数多くの映画やドラマでオマージュされています。
Peter Gabriel "The Book of Love"を選んだ理由
出典:We Heart It
"The Book of Love"は2010年2月にリリースされたアルバム"Scratch My Back”に含まれている楽曲です。私が結婚したのは2010年の12月。リリースされたその年に教会のチャペルで"The Book of Love"を流しました。その理由はやさしくて美しい音楽と、歌詞にあります。

(以下、歌詞の引用・和訳)
---
The book of love is long and boring
愛の教科書は長くて退屈だ

No one can lift the damn thing
誰もこんなもの持ち上げられない

It's full of charts and facts,
系図やら真実やら、

some figures and instructions for dancing
そしてダンスのための計算と指導だらけだ

But I,
でも僕は

I love it when you read to me.
僕は君がそれを読んでくれるときが大好きなんだ

And you,
そして君も

You can read me anything.
君もどんなことでもいいから僕に読んでくれ
---
どんな退屈なものであっても愛する人から与えられるなら、それは愛おしいものになるという、相手のすべてを包み込む優しい愛を歌っています。このような無償の愛を生涯誓う意味でも、教会で流すのがふさわしいと考えました。 そして結婚して7年目の今でも夫は私にそのような愛を与えてくれていますし、私も夫に同じ気持ちで今も変わらず愛しています。
The Book of Loveを使った反響
実際の結婚式での写真
英語の歌詞なので内容を理解しているゲストはおりませんでしたが、荘厳な式だったと親族は大変喜んでおりました。当時は木村カエラさんの「バタフライ」が結婚ソングで大ヒットしており、友人の結婚式はかならずと言ってよいほどそれが使われておりましたが、他の方と曲が同じになることもなく、オリジナリティのある素晴らしい音楽を選べたことを大変嬉しく思っています。今でもときどき“The Book of Love”を聞いては優しい幸せな気持ちになります。

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川上さら
2010年12月に表参道TERRACE(東京都)で 挙式

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