Ever Ever Afterは、私が人生で出会った中で、1番好きな映画、ディズニーの「魔法にかけれらて」のエンディング曲です。
この曲は、式の1番最後である、退場時に使いました。

旦那は選曲にはほぼ無関心で、「○○(私の名前)が決めた曲でいいよ～」という投げやりな感じだったので、 この曲を選びました。
しかし、自分の中で、この曲を選んだのには、自分が1番好きな映画の曲だからという他に、いくつかの理由がありました。

私達の披露宴は、近隣で1番の大規模ホテルで行いました。
ホテル披露宴なだけあり、そもそも会場自体が豪華だったこと、 また、大人っぽい、シックな結婚式にしたかったため、選曲はすべて英語詞で行いました。

そう考えた理由は、やはり、日本語詞の曲だと、良くも悪くも、その場にいる全員に歌詞が理解されてしまうからです。
大人っぽくてリッチという式の雰囲気を大事にしたかったので、そこに日本語詞の曲を入れてしまうと、雰囲気が崩れると思いましたし、 来賓の方々の意識が歌詞を追ってしまい、こちらが求める以上に、曲の意味を深く考えてしまう方々も多くなってしまうと考え、 あえて英語詞の曲のみを選曲しました。

そうすることで、来賓の方々に感じていただくのは、あくまで曲の「雰囲気」のみという構図を作りました。
その際に、披露宴のエンディングにぴたりと一致した曲が、この曲でした。

「魔法にかけられて」という映画は、主人公が、それまで過ごしたハッピーな世界から、 それとはまた一味違った、もう一歩進んだ新しい幸せな世界へ歩み始める所で終わります。

その映画のエンディングで使われているこの曲を、自分たちにも重ね合わせる事が出来た、というのも、この曲を選んだ理由のひとつです。

歌詞を意訳すると「ハッピーエンディングは新たな始まり」「どんな困難も乗り越えられる」「ずっとずっと幸せに」という内容になります。
来賓の方々には、英語詞はおそらく理解されなかったと思いますが、 式場を去る、自分たちの後ろからこの曲が流れてくることで、披露宴という人生のひとつのイベントの終わりと始まりを後押ししてくれるような気がしました。

ディズニーの映画に使われた曲なだけあって、アップテンポで、明るい、ハッピーな雰囲気の曲です。
式の1番最後に使う事で、来賓の方々にも笑顔で会場を後にしていただきたいと考えたのも、こちらの曲を選んだ理由のひとつです。