私たちは、神式で結婚式を行い、披露宴も和装(白無垢)で行いました。白無垢に合った、和装らしい曲を選びたかったので、この曲を選びました。
また結婚披露宴は、親族と親しい友人のみでの小規模なものだったので、年齢層的には比較的に高かったと思います。そのため、落ち着いた雰囲気での入場をしたいと思っていたので、ウェディングドレスでの入場のように華やかなものではなく、どちらかと言うとスローテンポの曲で、歌詞の無い曲をを探しました。
和風で、スローテンポの曲を探すと、どうしても少し暗めであったり、荘厳な曲であったりすることが多かったので、探し始めは結構苦戦していました。
ドラマや映画のBGM、インストゥルメンタルなど、色々な曲を聴き、この曲を選びました。

何かが始まるような、キラキラした前奏から入り、オーボエのゆったりとしたメロディーが白無垢での入場に良く合ったと思います。

当日初めて、白無垢をしっかりと着付けしてもらったのですが、思っていた以上に重く、帯もしっかりと留めていたので、これくらいのテンポでゆったりと入場できて、体力的にもちょうど良いメロディーだったと思います。
時間的には一回繰り返しましたが、特に違和感なく流れたと思います。
当日は入場の際、新婦から新婦の母にサプライズで、新婦の最後の仕上げとして、かんざしを付けてもらうというイベントを行いました。ウェディングドレスですとヴェールダウンがありますが、和装でしたので、それに代わるようなことを母にしてもらいたかったので、プランナーさんと考えました。その時にも、この曲をそのまま流していたのですが、雰囲気良く、サプライズにもマッチしていたと思います。
入場は各テーブルを回る形だったのですが、ゆったりとしたテンポなので、皆さんに祝福してもらいながら回る事が出来ました。

私は小さい頃から音楽が好きで、中学・高校は吹奏楽部、大学ではオーケストラ部に入っていました。
このような音楽クラブに入部していた方などにとっては、結構知られている曲でもありますし、初めて聞く方にとっても、非常に聞きやすい曲だと思います。実際に参列してくれた、クラブの友だちは『この曲好きだからすごく良かった！曲だけで泣きそうになった！』と言ってくれましたし、曲を知らなかった方からも『入場から素敵だった！』と言ってもらえたので、この曲で入場出来て本当に良かったなと思っています。
和装の入場は、なかなか曲のレパートリーも限られてくるかと思いますので、ぜひ一度この曲も聞いていただけたらと思います。