二人の夢が叶った思い出の曲
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付き合って1年半ぐらいが経ち、お互いに結婚を意識し始めた頃だったと思います。仲のいい友達と一緒にカラオケに行くのが大好きな私達は、いつものカラオケ屋さんに行きました。するといきなりイギリス人の彼が真面目な顔でElton JohnのYour Songを私に向かって歌ってくれました。
その後も家でこの曲を一緒に何回も聞いて、こんな家庭が将来築けたら幸せだね。と話していました。それがきっかけで、式をあげるときには必ず披露宴のどこかでこの曲を使いたいと密かに決めていました。
やっぱり締めの新郎新婦退場の曲はこれで!
出典:We Heart It
新郎新婦入場から退場まで何曲も場面ごとに選ばなくてはいけない事を知った私達は何回も選曲するのに互いの意見がぶつかりました。全てを洋楽で通そうとする彼と、邦楽も入れたい私でしたが、この曲だけは新郎新婦退場で意見が一致しました。
この曲なしでは私達の披露宴は終われない感じでした。実際披露宴で流すと、親しい友人達からは2人のテーマソングだね。と言ってもらえ、嬉しくて涙が出たのを覚えています。
今聴いても心が温かくなる
出典:We Heart It
結婚してから7年が経ち、2人の子供にも恵まれて日々多忙な毎日を過ごしている私達ですが、今でも彼がこの曲をカラオケで歌ってくれるとほんわかして温かい気持ちになります。ラジオやお店等でも流れてくると私達の曲だ!といった感じで少し照れ恥ずかしいです。
歌詞を見て貰えば分かると思いますが、「お金はそんなに無いけど、2人で住める小さな家を建てよう。」というところがあって、その歌詞通り、去年の冬に本当に小さな家ですが、私達らしい家を購入しました。
時々毎日が忙しすぎて結婚当初自分達が望んでいたり、夢に描いていた事を忘れていっぱいいっぱいになってしまう事も多々ありますが、いろんな形でこの曲が聴こえてくると我に戻って初心を思い出させてくれる素晴らしい曲です。これからもいろんなことが結婚生活の中であると思いますが、2人、そして家族みんなで頑張っていきたいです。
一度聴いてみてください
出典:Everystockphoto
これから結婚を考えている人でこの曲を知らない人は是非一回聴いてみてください。歌詞をじっくり読んでもらうと本当に素晴らしい曲だという事を分かっていただけると思います。特に落ち着いた感じのカップルならどこのシーンにも合うのではないかと思います。少しでも多くのカップルに選曲してもらえて、二人の夢が叶うと嬉しいです。
glenpark
2008年9月に地方の小さな結婚式場で 挙式