両親への手紙の時に流したのが平井堅の写真という歌です。
この歌はアルバムの中の１曲であまりこの歌は知名度としてはないかもしれませんが、主人がこの歌を探しだし気に入り平井堅の写真という歌を流すことに決めました。

結婚式での曲は沢山の色々な演出の中で選ばなくてはいけなくて、大変で正直結婚式の定番ソングから選曲を決めてしまったりと少し楽をして決めた曲もありましたが、両親への手紙で掛ける曲だけは特に時間をかけてこだわって選んでいました。 絶対に妥協をして決めたくなかったのが2人の気持ちとしてありました。
というのは、主人のお父さんが結婚前に病気で亡くなってしまっているのもあり、平井堅の写真の歌詞がお父さんと被る部分も多々あり、この曲を聞いてからはそれ以外の曲は考えられないほどぴたっとハマる感じがありました。

平井堅の落ち着いた声質やとにかく歌詞がぴったりでした。
主人は中々気持ちを伝えることが苦手で口下手です。
お手紙の中でも、お父さんへのことはあまり触れずに家族へありがとうの気持ちを伝えていましたが、すべて平井堅の写真の曲を流すことで亡くなってしまったお父さんへの気持ちを全て託して、ありがとうの気持ちを伝えているようでした。
それまでは来ていただいた列席者の皆様に楽しんでもらおうという演出を考えてどちらかというと、ガヤガヤと笑いの多い披露宴でしたが、この曲を流し、手紙を読み上げることで感動し会場の雰囲気ががらっとしんみりした感じに変わりました。

平井堅の写真は中々あまり知られていない歌ですが、とっても素敵な歌です。
後日お友達からも何て題名の歌？と聞かれました。
是非結婚式の時には１度聴いてみてほしいなと思います。
平井堅さんのやさしい歌声は花束贈呈の演出の曲でもいいかもしれません。

結婚をして出産して、平井堅の写真の歌を今聞いても改めて両親への感謝の気持ちや結婚した時の気持ちを思い出してくれる本当に素敵な曲です。