母子が主役のラストバイトは懐メロで雰囲気作り
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披露宴の定番の演出といえばケーキカットで、その後に続くファーストバイトもかなり定着し市民権を得てきたようですが、私たちのカップルは年齢も高め・ほとんどのゲストがかなりの数の結婚式に出席してきた経験のある人たちばかりだったので、”今さら新郎新婦がイチャイチャとケーキを食べさせ合う姿を披露するのもなぁ””新郎には巨大スプーンでわざと口に収まらない大きさにカットして食べさせてクリームまみれにするのもお決まりすぎて誰も面白くないよね”と乗り気ではありませんでした。
新鮮味のあるシーンにしたくて
出典:We Heart It
でもケーキはプランでついてくるからケーキカットはマストだし、そのまま何もなく終わるのも…と悩んでいる時に見つけたのが”ラストバイト”というものでした。
これはお互いの母親に出てきてもらい、”今まで食べさせてくれてありがとう。これからは自分たちで家庭を作り食べていきます”との決意表明という名目で、各々の母親に”最後の一口”を食べさせてもらうという演出。これなら結婚式慣れしてファーストバイトに飽き飽きしている人にもほっこりとした気分で見てもらえるかな、と思い組み込みました。
ゲストにも楽しんでほしくて
出典:We Heart It
BGMは洋楽で統一していたので悩みましたが、私の母も彼の母もABBAが好きだったのと、親戚の世代の人たちにも親しみのある曲が良い!ということで、誰もが知っているDancing Queenに決定。”お母さん”という意味合いをかけてMamma Miaとも悩んだのですが、何度も聴き比べてみて、曲調的にDancing Queenの方が穏やかでハッピーな雰囲気になると判断し採用しました。
当日の雰囲気は
出典:We Heart It
結果、当日はケーキの周りに写真を撮りに来てくれたゲストの人たちが、手拍子をしたりリズムに乗ってくれていたりして、とても和やかな空気になり、この曲にして正解だったなと改めて思いました。
ラストバイトに限らず、親が関わる演出を考えているプレ花嫁さんにはお勧めしたい一曲です(明るい感じなので、感動・泣かせ系には不向きかもしれませんが)。
ラプラス
2017年4月にアクアテラス迎賓館新横浜(神奈川県)で 挙式