新郎の挨拶のバックに流したい曲
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私自身、小中高と吹奏楽部で、大学でもジャズ研究会に所属するほどの音楽好きで、BGMに関しては相当のこだわりを持って選びました。一方の主人は全くの畑違いで、「全部好きなようにしていいよ。」と言ってくれました。でも、新郎の挨拶のバックで流れる曲くらいは、何か彼の思い入れのある曲をと思い、選んだのがこの曲です。
「大きな古時計」のジャズアレンジ
出典:We Heart It
この曲は、「大きな古時計」のジャズアレンジです。あまり音楽に興味もこだわりもない彼が、何気ない会話の時に唯一好きだ、と言っていたのがこの曲です。挙式の何年か前に、平井堅さんのボーカルでリリースされたのが印象深かったようです。おじいさんが生まれてから、時計と一緒に天国へ召されるまでを描いた歌詞ですが、中でも「綺麗な花嫁やってきた」のところは結婚式にぴったりで、涙を誘います。彼も結婚が決まってから、その歌詞にとてもグッとくるようになったと言っていました。また、おじいさんが時計を一生大切にする様は「一生添い遂げます」とみなさんに誓う場である結婚式にぴったりだと思い、この曲を選びました。特に、男性にとって「男の一生」を思い起こさせる、印象深い歌詞であるようです。
当日の雰囲気
出典:We Heart It
会場は、ライブのできるステージがあるレストランで、当時のサークル仲間とジャズの生演奏も披露しましたし、列席者もジャズ好きの方が多かったのでとても好評でした。BGMをまとめたCDを、後日ご希望の方にお配りしたほどでした。スピーチの内容も、皆さまへの感謝の気持ちと、家庭を築いていく決意といったものだったので、雰囲気にあっていて良かった、と彼に言ってもらえました。
スピーチのBGMには、ぜひボーカルなしのアレンジを
出典:We Heart It
結婚式のBGMにふさわしい名曲は数多くありますが、やはり挨拶のBGMはボーカルが入っていない方が、スピーチの内容に集中できるのでオススメです。また、ジャズ、ボサノバ、オルゴールなど、アレンジを変えて色々な場面で使うのも一貫性があって素敵だと思います。
nok
2009年10月に六本木のライブレストランで 挙式