大阪生まれ大阪育ちのお笑い大好きな私と、2つ年上の九州生まれの彼との出会いは、彼が大学進学で大阪に上京して来た時に、学校帰りに利用していたカフェでバイトしていたのが私でした。彼は、いつもカフェで難しい本を読みながら勉学に励んでいました。そんな彼の姿に私が一目惚れをした事がきかっけで、私から猛アタックをした末に、ようやく憧れの彼と付き合うことが出来ました。

大阪生まれ大阪育ちの私は、幼い頃から吉本新喜劇をテレビで欠かさず観て育ってきている、生粋のお笑い好きでした。対して九州から大学進学の為に上京している彼は、根っからの真面目くんで、曲がったことが大嫌いな頑固な九州男児でした。

そんな、共通点のない2人はぶつかり合う事が多く、喧嘩は日常茶飯事でした。何度も、喧嘩から別れ話に発展する事がありましたが、最終的には私が彼を笑わせて許してもらうのが、2人の中でのお決まりのパターンでした。

一緒に過ごす時間が長くなるにつれて、インテリ系だった彼が私の影響でお笑いにはまってからは、彼もお笑い番組を観るようになり、私の大好きな吉本新喜劇を一緒に観覧するなど、2人のデートには「笑い」が欠かせない物へとなっていきました。「笑い」が共通の趣味になってからは喧嘩も減り、やがて結婚をお互い意識するようになりました。

そして、最愛の彼から念願のプロポーズをされ、結婚式は2人の家族や親友など、気心の知れた人達だけを招待したアットホームな結婚式をしようという事になりました。

人を笑わせる事が大好きな大阪育ちの私は、結婚式は笑いあり涙ありのドラマティックなものにしたいと思っていました。お笑いが好きになった彼も私の意見に賛同してくれて、結婚式はメリハリのある演出に拘りました。なかでも1番の拘りは、2人の生い立ちを映像化してゲストの方々に楽しんで観覧してもらう、生い立ちムービーでした。幼少期からの思い出の写真の中に、思わず笑みがこぼれる映像を入れる事で、ゲストの方達が心から笑顔になってもらうものを自主制作しました。

彼の生い立ちムービーはMr.Childrenさんの「365日」、私の生い立ちムービーは吉本新喜劇のテーマソングの原曲になっている洋楽「Somebody Stole My Gal」を、それぞれムービーのシーンで使いました。しんみりしたMr.Childrenさんの「365日」から、ガラリと雰囲気の変わる吉本新喜劇のテーマソング「Somebody Stole My Gal」は、会場一体が笑いで包まれ、皆が笑顔で溢れていました。結婚式を終えて、ゲストの方々をお見送りする時に「二人の人柄が伝わる、感動と笑いのある結婚式で、とても良かったよ！」と言葉を掛けてもらった時に、演出に拘った甲斐があったと心から嬉しく思いました。

吉本新喜劇のテーマソング「Somebody Stole My Gal」は、人を笑わせて笑顔にする事が大好きなカップルに、ぜひ使ってもらいたいお勧めの曲です。この曲と併せて披露宴でお勧めの曲はQ;indiviの「Can't Take My Eyes Off You (君の瞳に恋してる)」です。アップテンポでノリの良い曲なので、披露宴を盛り上げたい時にピッタリです。