挙式・結婚披露宴では好きな曲、思い入れのある曲、自分たちの思いを表現してくれている曲を流したいという思いがあり、シーンに合わせて全て自分たちで１曲１曲選びました。

新郎の好きな言葉が「ありがとう」でした。普段お世話になっている職場の方、友達、そして、大切な家族。今まで関わってきてくれた全ての人に向けてありがとうの気持ちを伝えたくて、この曲を選びました。
特に家族には照れくさくて感謝の言葉をなかなか口にできないことが多い私たち２人にとって、「離れて感じる大きな愛」「いつも照れくさくて言えない気持ち　この歌にのせて　ありがとう」という歌詞はぴったりで、初めにこの曲を聴いたときにグッとくるものがありました。
また、みんなが結婚するときに使う定番曲ではなく、少しマイナーだけれどとっても良い曲を選びたいという私のこだわりもあったので、これだ！と思い決めました。

新郎新婦が退場した後のエンドロールで使用しました。エンドロールは新婦の両親への手紙、花束の贈呈などが終わって一番の締めとして最後に流れるものなので、感動に包まれている雰囲気の中でこの曲を流したらさらにあたたかさが増すのではないかと思い、この場面のBGMに選びました。

退場した後、扉からこっそりゲストの様子を見たのですが、みんな映像を優しい表情で見入っている姿が印象的でした。ずっと感動して目を潤ませて見ている人や、式や披露宴を思い出してにこやかに見ている人もいました。ちなみに、両親や姉はそこでももちろん泣いていました。 式が終わって数ヶ月後に友達と集まってまたエンドロールのDVDを見る機会があったのですが、「この曲ってなんていう曲？式のとき、本当良かった〜」と言ってもらえて嬉しかったです。悩んで選んだ甲斐があったなぁと。今でもこの曲を聴くと自分たちの式や披露宴のことを思い出して幸せな気持ちになります。忘れられない思い出の一曲になりました。

歌詞だけ見ると、しっとりし過ぎ！？と思われるかもしれませんが、全くそんなことはありません。絢香の声がとってもあたたかくて優しい雰囲気にしてくれるので、ハッピーな気持ちになれると思います。私たちみたいに普段素直にありがとうを伝えられないカップルの方は、ぜひこの曲を選んで、こういう時だからこそみんなに素直な気持ちを伝えてもらえたら良いと思います。