感動をプラスしてくれる、平原綾香の『おひさま』
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私が、平原綾香の『おひさま~大切なあなたへ』を使用したシーンは、両親への手紙を読んだ時です。 この曲を選んだ理由は、朝の連続テレビ小説『おひさま』をいつも両親と見ていて、この曲が私たち家族の思い出の一曲になっていたからです。
ちょうどこのドラマが放送されたのが、東日本大震災の直後だったため、私たち家族にとっては家族が一致団結することの大切さを連想させる曲にもなっていました。 私も両親も知っている曲で、思い入れのある曲というと、中々思い浮かぶものがありませんでした。 それに加えて、落ち着いたテンポであることや、歌詞の内容などを考慮すると、この曲以外思いつくものはありませんでした。
しかしこの曲は、毎朝一緒に観ていたという点と、『大切なあなたへ』というサブタイトルもこの場面にぴったりだと思いました。
正直、歌詞が付いている曲を選ぶことに始めは抵抗がありました。それは、自分が読んでいる手紙と、歌っている声がぶつかり合って、うまく手紙が伝わらない可能性があったからです。 しかし、式場の担当者と相談した結果、音をあまり大きくせずに流すことによって、歌声が気にならないようにしてもらいました。
両親への手紙のシーンにピッタリ♡
出典:We Love It
両親は私と同様、この曲を聴くことによって一緒に過ごしてきた日々を思い出してくれたようで、曲を聴いただけで涙が出てきたと言っていました。 もちろんメインは手紙ですが、その手紙にプラスして感動を演出してくれたので、この曲を選んで本当に良かったと思います。
また、この曲自体テンポがゆっくりだったので、このテンポに合わせて読むことによって、落ち着いて文章を伝えることができました。 緊張していたので、早口になってしまったらどうしようと不安になりましたが、逆に良かったと思います。
ヴォーカル入りの曲ですが手紙のシーンにマッチします♡
出典:Pinterest
歌詞が入っている曲を選ぶことに抵抗がある人もいると思いますが、一度この曲で試してみると、それはそれで味が出ることが分かってもらえると思います。
私はこの曲に思い入れがあって選びましたが、そうでない人も、この曲の歌詞や雰囲気を感じ取ると、ピッタリだと思ってくれるのではないかと思います。
ただ、歌詞入りの曲を選ぶ際は、式場の人と音量などについてきちんと話し合うことを忘れずに行ってください。 あまり曲が主張しすぎると、新婦のせっかくの手紙が台無しになってしまいます。
sara_mama
2014年4月にアニヴェルセルで 挙式