キャンドルサービスで親友との思い出の曲を流しました
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私の結婚式は挙式と披露宴が同じ敷地内で行えるホテルで挙げました。その理由は、遠方から来てくれる招待客が多く、できるだけ短時間で済ませたかったから。それゆえに、披露宴も余興や演出をできるだけ省いたシンプルなものにしたんです。
だけどその中でも、ひとつだけやっておきたかった演出がキャンドルサービスでした。できるだけ短い時間で済んで、かつ少し思い出に残るような演出。そう考えて選んだキャンドルサービスで、キャンドル自体もお部屋で使うようなアロマキャンドルのような小さなものにしました。
それぞれのテーブルを回ってキャンドルに火を灯すのは一般的なやり方で。そして、最後の最後に新郎新婦の一番の親友と言える二人を高砂の前に呼んで、私たちの手にもったゲストと同じキャンドルから彼女たちのキャンドルに火を移すという演出です。
遠いところからわざわざ来てくれた親友に、披露宴中にお礼を言う機会が欲しい。そう思っての演出でした。
「ちいさな光」と「可能性」を歌った曲
出典:We Heart It
幼いころからずっと一緒にいて私を支えてくれた親友に贈る歌として選んだのが、キャンドルサービスで使ったこの曲「プラチナ」です。「カードキャプターさくら」のOPテーマだった曲で、「さくら」は、私たちの中でも人気のある作品でした。
”今はまだちいさな光だけど、自分の可能性を信じて夢をかなえたい”と歌うこの曲が私はとても好きで、親友とは離れ離れになってしまうけど、これからもがんばっていくよという想いを伝えることができるといいなと考えたんです。
坂本真綾さんの美しい声とキャンドルサービスの雰囲気は想像以上にぴったりで、イメージしていた以上に素敵な演出になったと思っています。
「この曲なんだっけ?」と思ってくれた友人もいたみたいです
出典:We Heart It
実際に親友に対して私の想いがすべて伝わったかどうかは分かりません。特別に聞いてみたこともありません。ただ、幼いころ一緒に何度も見たアニメの主題歌ですから、きっと耳に覚えはあったんじゃないかなと思っています。
親友からのコメントはありませんでしたが、招待した友人からは後日「あの曲ってなんだっけ?」と尋ねられたことがありました。同年代のゲストにとっては「なつかしい曲だな~」という思いを抱いてもらうことができたようです。
アニメの主題歌にしては落ち着いた曲調で美しいメロディラインを持っているので、ぜひ使ってみてほしい曲です。
ナミ
2013年3月にリーセントカルチャーホテル(岡山県)で 挙式