私たちが婚約した頃、流行っていた映画「ラ・ラ・ランド」。 彼と一緒に観た中でもとても印象深く、思い出の映画になりました。 この映画は長い時を超えて、1組の男女の恋や人生が音楽と共に描かれていきます。幸せなシーン、すれ違いのシーン、男女で捉え方や考え方の違いが表れている映画だと思います。 私たちも観終わった後に、共感できた部分やちょっと納得できないところ、音楽の使われ方など映画の感想を語り合いました。 そこで、私たちは価値観が似ているんだなということに改めて感じました。 そのことに気づいて、とても嬉しかったのと、今まで以上にふたりの距離が近くなったように感じました。なので、結婚式には劇中歌を使いたいと思っていました。

選んだ曲は映画のオープニングで流れた『アナザー・デイ・オブ・サン』。 明るく軽快なリズムで盛り上げてくれそうだったので“乾杯”のシーンで使うことにしました。 本番は思惑通り、その場がぱぁっと明るくなる感じで、華やかさとオシャレさがあって、とても使いやすかったです。ゲストたちもオシャレな曲を選んだねと褒めてくれました。 乾杯では彼との思い出の映画音楽を選びましたが、もう一つお気に入りがあります。

もともと、私は東方神起のファンで、付き合い始めた頃からライブDVDを観せたり、曲を勧めてカラオケで歌うなど覚えて！とアピールし続けていました。 ライブにも一緒に行き、ふたりで楽しんだライブは忘れられません。楽しい時間を過ごさせてくれた東方神起は私たちのキューピッドのような存在のアーティストです。

彼らの曲も使いたい！と、『Wedding Dress』というウェディングソングを“退場”のシーンに使うことにしました。 結婚式当日ウェディングドレスをまとった新婦へ向けた新郎目線のラブソングです。 ロマンティックなメロディーで明るく、幸せな雰囲気を演出してくれるふたりの素敵なハーモニーがとても気に入っているので、この曲にしました。 私が東方神起ファンということを知っている姉は「退場の時の曲、すごくよかったね！」と言ってくれました。

私たちはBGMに関しては結構こだわったほうだと思います。 ふたりの思い出の曲や、それぞれで思い入れのある曲、そして、その中でも結婚式のシーンを想像しながら雰囲気に合う曲を選んでいきました。 ゲストからはどのシーンも好評で、とても大満足の結婚式になりました。 自分の好きなアーティストや好きな曲、ふたりの思い出の曲など、思い入れのあるものは絶対に選んだ方がいいと思います！