この曲は福山雅治さんのアルバムに収録されている曲で、現在も放送されているバラエティー番組の挿入歌で流れていて初めて知りました。（現在、曲自体は流されていないようです。）番組の内容がちょうど感動するような場面で流れて、歌い始めの歌詞もとても気に入っていました。いつも番組を見ていて涙していました。
歌詞は福山さんご本人が実のおばあさまへの感謝の想いを込めて書いた曲だそうです。結婚式で流す曲を考えているタイミングで、偶然番組内で流れてこの曲調と歌詞がとても合っていると思い、両親への手紙を読んだ後に流そうと即決しました！主人もこの曲に関してはすぐ賛成してくれました。両親への手紙を読む場面以外は、割合いオーソドックスな曲が多く、入場や退場で誰もが一度は聞いたことのある曲を流しました。どこかの場面で自分たちのオリジナルを出したいなと考えていて、敢えて両親への手紙の場面！と決めていた訳ではなかったのですが…本当に偶然的に素敵な曲と出会えてフィーリングで決めてしまったという感じです。結果的には大成功でした！

結婚式当日、手紙を読み終えて、少し離れた場所にいる両家の両親まで歩いて花束とプレゼントを渡しにいくまでの間、流れていました。
実際、私の耳まで聞こえていたか…はっきり言って記憶にありませんが、後からビデオで確認してみるとやはりしっとりした雰囲気になっていて会場のムードも良かったと思いました。列席していただいていた会社の上司や先輩方、友人たちもハンカチで目を抑えているのがわかりました。（後からビデオで確認）

この『道標』の冒頭は、ピアノとヴァイオリンで始まり、歌詞に‘私はその手が好きです’、’私たちを旅立たせてくれた’と言うフレーズが両親への感謝の言葉になっているかなと思っています。一つ一つのフレーズがとても丁寧で、福山さんのゆっくりとした発声で感謝の想いが重く込められているのがひしひしと伝わりました。
演出に関しては、特別なこだわりはしませんでしたが、読み終えたらピアノとヴァイオリンの綺麗な音程が流れるように会場側にお願いしました。そのタイミングがとても素敵だなと我ながら思っています。サビに入る直前に音程のピークがあり、そのタイミングで両親のもとに辿り着くという感じになりました。

今聞いてもその当時の映像や心情が思い出されて涙が溢れてきます。正直、福山雅治さんの楽曲はあまり聴かない私なのですが、この曲だけは歌詞も曲調もとても好きな曲です。一生忘れない曲になりました。
これからご結婚を控えているカップルの方にこの曲を是非、採用していただきたいと曲目の一つです。
家族への感謝の気持ちが盛り込まれて、愛溢れる曲になっていてとても温かい気持ちが伝えられると思います。普段は手紙も書かない、結婚式でさえも何を伝えたらよいかわからないという人には特に！この曲の雰囲気で親御さんにもとても伝わると思います。YouTubeで見て聴いてもらうのでも良し！実際にアルバムのレンタルをして曲調を感じながら歌詞を見ながら聞いてみて下さい！とっても素敵な曲です。