両親への感謝を込めて。アラサー世代にはたまらない、あのアーティストの楽曲
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新婦から両親の手紙を読み、新郎からゲストへ感謝の言葉を述べた後に 一礼をし、ゲストをお見送りするために退場するという まさに、クライマックスのシーンで使わせてもらいましたのは chemistryの「MOTHERLAND」です。
彼らの最初のアルバム「The Way We Are」のラストトラックとして収録されています。
爆発的に売れた曲なので、特にアラサー世代では知っている人が多いのではないでしょうか。
結婚式ラストに流したのはこの曲
出典:We Heart It
この曲は、「母国」というタイトルの通り出身地やふるさとを離れて そこにいる家族を思う歌詞が印象的です。
ミドルテンポで明るく聞きやすい曲でもあります。
「うまれた街並みに背を向けてはじめて あなたからの優しさが僕の心しめつける」
という、独立して家を出て親へのありがたみが分かるという まさに結婚という門出にぴったりの歌詞だと思います。
chemistryの二人の美しい歌声と、歌詞に泣けてしまいそうなこの曲は ラストにもってこいだと思います。
最後の歌詞の
「あなたにふる未来に息づくものが ただ陽だまりに包まれますように」
というのが最高に温かみ溢れるフレーズなのですが、これは両親から子供へのメッセージとも取れますよね。
どうしてこの曲にしたのか
出典:We Heart It
この曲がリリースされた1999年。ちょうど私は中学生で、部活に忙しい時期でした。
両親もそんな私のために、部活の遠征などに車を出してくれたりと色々と心身ともに負担をかけてしまった時期でもあります。
でも、両親との絆を深めることのできた時期でもありました。
そこでよく聞いていた、いまでも聞くchemistryのこの曲をずっと結婚式で使いたいと思っていました。
よく同じアルバムにある「君をさがしてた」は採用されているのですが(ちなみにシングルバージョンは、副題に『The Wedding Song』とついています)
「MOTHERLAND」はあまり結婚式で使われていないので、他と被らないのもいいと思いました。
ゲストの反応
出典:We Heart It
友人たちはアラサー世代で、まさにchemistryはストライクゾーンの人たちなのでかなり好評でした。
歌詞のおかげで、感極まって涙する人もいたそうです。
何度も繰り返していますが、この曲は本当に歌詞が素晴らしく結婚式にふさわしいので エンドロールの動画で、編集して文字を画面に映して見てもらうのもよかったかなぁと 今では思っています。
yuniko
2016年7月にララシャンス 博多の森(福岡県)で 挙式