この曲は、退場のシーンで使おうと決めていたものでピアノの音から始まり盛大な感じに盛り上がってくる曲調に魅力を感じ、すぐに気に入り取り入れることにしました。特に、私は当日の会場で自分自身が半年間練習をし続けたピアノを彼へのプレゼントとしてサプライズ披露をし、演出もしてきたため、このピアノの雰囲気などがとても好きでした。また、みんなが知っていそうな曲だけど、でも、実際にはなんていう曲かは知らないというところを抑えたくて、本当に探し回った曲でもあります。

退場シーンにのみ使ったため、短くしか流しませんでしたが、間の曲としてはとてもしんみりではなく余韻を残しつつの音楽でもあったため、盛大な退場の仕方をできたのではないかと思っています。退場後、すぐに出席者への感謝の気持ちとして、自分たちで作成したムービーを流したので、そちらで使われるBGMに切り替わり、スムーズな切り替わりとなりました。

やはり結婚式というと私個人的な思いですが、洋楽があっているのかな、と思います。どうしても日本の歌詞などがついているものは歌詞に意識がいってしまうこともあるため、洋楽なら歌詞も英語だから気にならないし、誰が聞いてもすんなり耳に入っていくのかなと思います。結婚式全体を通して、たくさんの曲を使ってきた中であまりくどい音楽を使い続けるというのは耳も飽きてきてしまうし、という配慮もしつつ、この曲は、女性らしさが残るそんな雰囲気すら漂うものだったと思い、使ってよかったと心から思いました。

主人と私とお互いの両親たちが深々お礼する間に流れる曲は、とても盛大になっており、曲で間を持たせるではないですが、そういう場合には、寂しくもなく、楽しくもなく、とても優雅な感じの音楽で構成されていると思うので、どんな場面でも使えるのではないでしょうか。流行りの曲は、他の友達が結婚式で使っていたなど、音楽によってそのシーンを思い出してしまうということがほとんどだと思うので、やはりそのオリジナリティは大切にしたいと思い、誰とも被らない曲でということで、必死に考えた記憶があります。大変でした。スタッフの方と打ち合わせした時など、色んなアイディアや実際の雰囲気を聞きながら選曲していったというのもあるのですが、そのシーンを想像しながらどんな曲が合うのかというのを考えると、やはり自分の好きな曲が本当に当てはまるし、満足のいく結婚式になるような気がします。