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Ti amo tutto
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Alita
2020年05月15日
私はアイルランドでイタリア人の夫と結婚式を行いました。私たちは国際色豊かなIT系の企業で働いていました。 式は様々な国の友人が参加してくれるので、国際色豊かなものにしたいと考えていました。そこで私たちが選んだ2曲を紹介したいと思います。

1曲目は『Time to say goodbye』です。 私がイタリアと聞いて思い浮かぶイメージの一つに織田裕二さん主演の「アマルフィ女神の報酬」だったので、夫に紹介しました。その主題歌になっていたこの曲を入場シーンに流す曲として選びました。 鑑賞している時に、元々この曲はイタリア語の曲で英語バージョンと意味が全く違うんだよと教えてもらいました。私の知る限りでは「別れ・さよなら」の曲だったので、縁起が悪いんじゃないかと思っていました。

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しかし、本当は「一緒に旅立う!」という意味で、これから長い旅路を進むふたりを応援する曲だということを知りました。なので、私たちはイタリア語バージョンを使いました。「今あなたと共に船に乗り海を超えて旅立とう」という愛し合うふたりが描かれている曲です。今思うと、ロマンチックなイタリア人にはぴったりの曲でした。 友達は英語バージョンしか知らない人や、この曲のオリジナルバージョンがイタリア語だと知らない人がほとんどでした。
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2曲目は『Story』です。日本の結婚式ではお馴染みの曲だと思います。 私は自分の式にはこれを使いたいとずっと考えていました。相手を思いやりながら素直な気持ちでこれからの旅路を歩いていくという感じがとても気に入っていました。 夫はもともと日本のアニメ文化に興味があり、何故だかディズニー映画「ベイマックス」の日本主題歌がこの曲だということを知っていました。ベイマックのような容姿の夫と重ね合わせてしいますが、「今は君を近くに感じるから、もう何も怖くない」このフレーズにふたりで頑張ろうと思えました。結果、私の提案もすぐに受け入れてくれました。

この曲は会場から退場する時に使いました。 たくさんの参加者から、この曲に共感してもらうことができ、外国出身の方からも日本の曲に興味を持ってもらえてとても嬉しかったことを覚えています。 一生に一回の晴れの舞台で、たくさんの人から注目浴びることもなかなかないので本当に良いものにしたくドキドキしましたが、国境を超えてたくさんの人に楽しんでもらえた良い式となりました。

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Alita
2019年4月に 挙式

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