映画『ウェディング・ハイ』をご覧になった方にも、「君にサチアレ」を聴いてくれた方にも、たくさんのシアワセが訪れることを願っています。
ー東京スカパラダイスオーケストラ様の初となるウェディングソング「君にサチアレ」。映画『ウェディング・ハイ』のための書き下ろしですが、お話を受けたときのお気持ちはどうでしたか?
谷中敦:
スカパラの楽曲のなかにはこれまで祝い事に相応しい曲として、誕生日には「Happy Birthday Ska」、クリスマスには「クリスマスカ」といった曲があったのですが、結婚ソングがなかったので「いつかやりたいね」とメンバーとはよく話していたんです。そのようななかで映画『ウェディング・ハイ』の主題歌のお話をいただけたので、「ついに来たか!」とメンバー全員で大喜びをしました。楽曲制作も心から楽しんでレコーディングを行いましたので、映画『ウェディング・ハイ』をご覧になった方にも、「君にサチアレ」を聴いてくれた方にも、たくさんのシアワセが訪れることを願っています。
ー歌詞を拝見させてもらうと「過去形」が多いので、新郎新婦ではなく父親の目線で描かれているのでしょうか?また、歌詞に込めらた想いをぜひ教えてください。
谷中敦:
歌詞を書かせていただくにあたり、映画 『ウェディング・ハイ』の大九監督やプロデューサーさんからは、結婚式にまつわる歌詞でなくても良いですよと助言をいただいたのですが、歌詞のテーマを結婚式から切り離すことは無理でした。スカパラのキャリアからすると、世代的には新郎新婦というよりは父親の世代になるので、歌詞は完全に父親目線によるものですね。ただし、歌詞の最後の一行「今日が一番に幸せと毎日言えるように」に関しては、聴いてくれるすべての人に向けた想いを書かせていただきました。
ー「君にサチアレ」のミュージックビデオでは、スカパラのみなさんがサプライズで登場して「君にサチアレ」を演奏するという内容ですが、撮影時のエピソードなど教えていただけますか?
谷中敦:
フェイクドキュメンタリーなので、新郎新婦も結婚披露パーティーへの列席者もすべて役者さんやスタッフさんなのですが、出演されているみなさんの振る舞いがあまりにも完璧だったために、本物の結婚披露パーティで演奏しているのかと思えてしまうほどで、スカパラメンバーも感動して本当に泣きそうになってしまいました。いつか機会があればサプライズで「君にサチアレ」を演奏してみたいですね。
ーカップリング曲はメンデルスゾーンのスカアレンジ「Wedding Ska~結婚行進曲」。スカのリズムでノリの良いサウンドが印象的です。新郎新婦さんにどんな場面で使ってほしいか教えてください。
谷中敦:
会場全体のテンションを上げたいときには必ずお役に立てる一曲です。作曲者であるメンデルスゾーンさんから怒られるのではないかとメンバー一同冷や冷やしていますが。笑
『Wedding Ska~結婚行進曲』の試聴はこちらから
ー谷中敦さんが思う結婚式にオススメのウェディングソングを教えてください!
谷中敦:
スミマセン、今は「君にサチアレ」以外の曲が思いつきません。笑
ー最後に新郎新婦さんへメッセージをお願いいたします!
谷中敦:
「新郎新婦にサチアレ」という気持ちでいっぱいです。末永くお幸せに!